2021.03.03
2007年、カナダのある高校で、ピンク色のポロシャツを着て登校した男子生徒がからかわれ、暴行を
うけました。それを聞いた上級生が友人に「明日ピンクシャツを着て登校しよう」と呼びかけました。
翌朝、高校はピンクシャツを着た生徒であふれました。シャツが準備できなかった生徒は、ピンク色の
小物を身に着けました。いじめに対し、言葉や暴力ではなく、行動で意思表示をしようと立ち上がった
生徒達の活動が、ピンクシャツデーの始まりです。この動きは、今や世界中に広がっています。
一人一人にチラシでご案内 「典型的ないじめ」紹介 コロナ禍におけるいじめ紹介
全国のYMCAもこの活動に賛同し、地域ごとに様々な取り組みをしています。福岡YMCAでは、2021年の
ピンクシャツデー2月24日から1週間を「ピンクシャツウィーク」とし、英会話トピックにいじめ問題を
取り入れる、ピンクを身にまとうなどして、賛同の意思表示をしながら、期間を過ごしました。
ピンクを身にまとう(ネイル) メッセージをお願いします 講師もピンクシャツで出講
期間中、講師・受講生には「いじめが全くなくなることはないが、どんな気持ちで向き合えばいいのか」
と問いかけさせていただきました。それぞれの想いを用紙に記入いただき、全て2階窓に掲示しました。
留学生もネイルに初挑戦! 「いじめはなくなるのでしょうか」 受講生による想いの数々
毎年皆さまの想いが窓をピンクに埋め尽くしますが、今年は例年より多くのメッセージをいただくことが
できました。コロナ禍でのいじめ問題が新しい今、より身近に想いを強くしてくださった1週間でした。
I am you. You are me. Goto(sensei) in Pink !!! PINK SHIRT WEEEEEK
インスタグラムでも紹介していますので、ご覧ください。@fukuokaymcaenglish